関東信越グループでは、1都9県の33病院の業務支援を行っております。

文字サイズ 標準

医師臨床研修関連

Ⅰ 国立病院機構における初期臨床研修の特徴

 卒後2年間の新医師臨床研修制度の目的は、将来の専門性にかかわらず日常診療で頻繁に遭遇する疾患や病態に適切に対応できる能力を身に付けることにあります。そのために内科、外科、小児科、産婦人科、精神科、救急医療、地域保健・医療などの核となる科目での研修が必須とされていますが、各臨床研修病院においては、それぞれの施設の特色を活かして、必須科目はもちろんのこと、それ以外の部分においても個性のある研修プログラムが作成されています。既にご承知のとおり、2004年4月の独立行政法人化後、全国の国立病院・療養所は開設者が厚生労働省から独立行政法人国立病院機構に変わりましたが、実際の運営は国立病院機構本部のもと全国の施設を6つの地域ブロックに分けて行われます。その結果様々な面で、これまで以上に地域としての特色を打ち出せるようになった訳です。もちろん臨床研修に関しても、ブロック内の各施設の協力が今後より一層すすめられ、研修医の皆さんにとって魅力のある研修プログラムが作られていくことは間違いありません。戦後50年以上の間、国立病院が担ってきた医療の幅は広く、それはそのまま国立病院機構に引き継がれているため、国立病院機構では一般的な医療はもちろんのこと、筋ジストロフィーや重症心身障害者などの一般の病院では経験できないような領域の医療を経験することが出来ます。こうした経験は、医療の裾野がいかに幅広いかということを理解し、患者さんに対して全人的に対応できる医師になる上で重要なことであり、おそらくは今後一生医療の道を歩んでいく皆さんにとって必ずや役立つものと確信しております。もちろん、一般的なプライマリーケア、救急医療、そして専門家による先端医療に関しても、豊富な経験を持つ指導医のもと、内容ある研修が行われていることはいうまでもありません。 国立病院機構における初期臨床研修には、国立病院機構のもつ幅広い医療のもとに、多くの選択肢が用意されており、研修医の皆さんが、将来の専門性の如何にかかわらず、必ず自身の未来に繋がった研修を受けることが出来ると考えています。

Ⅱ 初期臨床研修と将来への継続性

 初期臨床研修は、医師となった最初の時期に、若く新鮮な感性で医療に関する様々な事柄について経験し、感じ、考えるという意味で、きわめて重要な2年間ですが、皆さんが医師としての資質や専門性を高め、独自性を確立していくためには、その後に続く後期臨床研修の期間はさらに重要な意味を持つことになるといえるでしょう。国立病院機構には、各専門診療科の後期臨床研修を行うのに適した数多くの施設がありますし、従来からの関連性から、国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立成育医療研究センターなどのナショナルセンターとの連携もスムースです。また一部の中核病院には臨床研究センターや臨床研究部が整備されており、これらの施設を利用した臨床研究に取り組むことも可能です。もちろん関連する大学医学部との連携に関しても既にこれまでに数多くの経験があります。さらに、後期臨床研修が終了し、専門医としての資質を備えた人材に対しては、国立病院機構内の各施設をはじめとする各施設との太いパイプを利用して、専門医としての実力が十分に発揮できるポストを得る機会が、数多く与えられることが期待できます。 以上のように、国立病院機構における初期臨床研修は、研修内容の多様性、専門性、将来への継続性のいずれの点においても、研修医の皆さんが満足出来る内容であると確信しております。多くの研修医の皆さんが私たちのプログラムに参加していただけることを期待しております。

関東信越ブロック内の臨床研修指定病院

施設名 基幹型 基幹型 専修医のみ
茨城県 水戸医療センター
霞ヶ浦医療センター
茨城東病院
栃木県 栃木医療センター
宇都宮病院
群馬県 高崎総合医療センター
沼田病院
渋川医療センター
埼玉県 西埼玉中央病院
埼玉病院
東埼玉病院
千葉県 千葉医療センター
千葉東病院
下総精神医療センター
下志津病院
東京都 東京医療センター
災害医療センター
東京病院
村山医療センター
神奈川県 横浜医療センター
久里浜医療センター
箱根病院
相模原病院
神奈川病院
新潟県 西新潟中央病院
新潟病院
さいがた医療センター
山梨県 甲府病院
長野県 東長野病院
まつもと医療センター(松本病院)
まつもと医療センター(中信松本病院)
信州上田医療センター
小諸高原病院